658文字, 2023.12.09 21:17
49文字, 2023.12.09 17:12
107文字, 2023.12.09 16:22
96文字, 2023.12.09 16:02
14文字, 2023.12.09 15:45
148文字, 2023.12.09 14:32
99文字, 2023.12.09 11:29
76文字, 2023.12.09 06:38
114文字, 2023.12.09 05:58
31文字, 2023.12.09 05:39 いたスト
83文字, 2023.12.09 05:38
61文字, 2023.12.09 05:06
139文字, 2023.12.09 04:56
144文字, 2023.12.09 04:28
あたしは早稲田大学に行きたくて、高志高校に進学した。
文筆家・小説家になるためには、勉強をしなきゃいけないと思ったから。
しかし、病気になって、高校をやめた。自分に何も残らなかったと絶望した。
空っぽの自分が心底イヤになった。何もない自分に生きている価値があるかと悩んだ。
悩んでいるときは、涙も出なかった。泣けなかった。感情は死んでいた。
フリースクールで中嶋先生という国語の先生から、文章のいろはを学んだとき、自分の意志を文章に込めることの重要性を知った。そこには出身大学や学歴なんて関係なく、自分の考えや思いをどうやったら上手く伝えられるかは、テクニックであり、スキルさえ学べば、どんな形にも膨らませられると、思春期のあたしは希望を持つことができた。
昔に比べれば、評価はされてきたけど、未だにプロにはなっていないし、これからもなれる保証はない。日銭を稼ぐ職もなく、悲しいかな、プー太郎である。
でも、小説で食べていくことを諦めたくはないし、あたしの小さな声から世界へ響き渡るような作品を書いてみせるという意気込みで、毎日書いている。
チャラン・ポ・ランタンの「無限大」という曲がある。(動画)
この曲を聞いて、一昨日と昨日、今日のつらさが一気に洗い流された。本気で泣いた。
書いた者勝ちなんだよ。前に進んだ者勝ちなんだよ。
誰かに文句を言いたいために生きたくはない。
自分の人生は自分で作り上げたい。
あたしはあたしの人生を作るために、ずっと書き続けようと思う。
どの人間の未来も平等に未完成なのだから。